2011年 06月 03日 ( 1 )   

議会改革に向かって   

来週の月曜日の2時に議会運営委員会の開催が予定されている。この日の議運は先月の議運で結論が出なかった議会・県政改革特別委員会の設置についての結果が出る予定になっている。提案した会派においては当然だと考えているが、どのような結論が出るものなのかちょっと気になるところである。

ところで、全国的に議会改革などについてはほとんどの地方議会が取り組まれているのに、長崎県議会においては会派内で協議しなければ結論を出すことができないことに、改革に対する問題意識のなさを強く感じるのである。

私が議運の委員長をしていた時に、予算特別委員会の設置を働きかけ、そのために議会改革に取り組まれている県議会の視察を行い、代表的な県議会はほとんど視察したことがあった。三重県議会をはじめ、九州内の福岡県議会や大分県議会などずいぶん参考にさせていただいた。

しかし、この時にも同じ会派の同志の皆さんの協力をいただくことができなかった。今回も同じような問題を抱えているのではと思われるところが見えるのである。会派の分裂によって同じ会派内にはいなくなったことが救いだといえるような気がする。

改革について現状維持を叫ぶ人たちにとっては、居心地のいい現状を変えることはリスクを招くことであって、認めるわけにはいかにのだろうと思う。一部の人たちのために利権構造を温存するためにも、議会改革や県政改革について同意できないものと思う。

今回の会派分裂騒動の水面下の動きを追うことによってそんな構図が見えてくるのである。これまでは自民党会派が過半数を維持することで、そんな水面下の動きが表面に出てくることはなかった。今回の会派分裂騒動によってこんなことまで浮かび上がってきたのである。

地方の自立を考えるとき、もっと早くこのような問題の処理をするべきだったと思う。長崎県が思うような経済成長も見えず、人口流出にも歯止めがかからなかったのは、このような動きでブレーキがかかっていたことは事実のようである。

これからの地方議会の在り方は県民のための地方議会であって、政党の理念もそれぞれの住民のための活動でなければならない。昨日行われた内閣不信任案も政党のためではなく、国民のためのものでなければならなかった。

議会改革において、最も大事なことは県民のための改革が目的であって、会派間の駆け引きのための改革ではない。6日の議運においてどのような結論が出てくるのか多くの県民の皆さんも関心持っていることと思う。
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by magome2007 | 2011-06-03 08:04