2011年 06月 08日 ( 1 )   

紀伊民報に「廃墟の撤去を可能に」の記事が。   

廃虚の撤去を可能に 県が景観支障防止条例案
和歌山県は、景観を悪化させている廃虚などを住民の要請を受けて所有者に撤去するよう命令できる条例案を14日開会の県議会6月定例会に提案する。施行は来年1月予定。新築ではなく現状の建物について規制し、命令を出せる制度は全国でも珍しいという。

 名称は「景観支障防止条例」。従来の景観条例などでは、新築や増築など新たな行為が規制の対象だったが、今回の条例ですでにある建物に対しても規制できるようにした。

 条例では、建物の外観が周辺に悪影響を及ぼさないように規制し、景観に支障を与える廃虚とならないよう維持保全するように所有者の責任を明確にする。

 破損や腐食の著しい建物については、当該建物の周辺住民が共同で所有者に除去や修繕を行わせるように知事に要請できる。景観審議会で要請を受けた建物の景観について検討した後、知事が所有者に対して撤去などの措置をするように勧告する。

 勧告を受け入れない場合は、一段と厳しい命令を行うことができる。命令にも従わず、公益に反していると認められた場合には、行政代執行による撤去などが行われる。

 条例が施行される以前から廃虚状態の建物についても、命令の対象になる。規制は、さかのぼって適用できないが、撤去することで生じる地価の上昇などを差し引いた上で、県が所有者に対して損失補償することで命令を可能にしている。

 県都市政策課によると、2008年度の調査で県内の空き家率は9・1%で、全国1位。県内にある建物の総数のうち約1割が空き家状態で、人口減少が進む中、適切な維持管理が課題となっていた。

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=211894

昨年から選挙区をくまなく歩いていた時に空き家についてよく相談された。どこも空き家の隣には年老いた人が生活されており、台風などの時には心配で安心して生活ができないと話されていた。確かに、空き家も様々で、しっかり戸締りされている家もあって、台風が来ても大丈夫だといった空家もある。

一方で、長い期間放置されて随分傷みの激しい空家もあって、周りの皆さんにとって本当に心配だと思う。強い風が吹けば瓦など飛んでいきそうな空き家もあって、対応する方法はないものかと思い、関係者にも相談したがこれと言って方法がなかった。

特に、放置されている空き家には、道路沿いではないところが多く、解体に随分と高い費用がかかるのである。長崎県も和歌山県と同じように過疎の地区が毎年多くなっていることを考えると、このような条例を考えるべきだと思う。

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by magome2007 | 2011-06-08 07:25