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県議会と財政問題   

昨日の県議会冒頭に行われた知事説明の中で、県財政の動向と対策について説明がなされ、交付税や国庫補助負担金等が削減されてきたことで、行財政改革に取り組んできている。しかし、少子高齢化における対策で、予算規模が大きくなった影響を受けている。

その結果、基金の取り崩しを行ってきたことの影響で基金の枯渇が現実味を帯びてきている。国の財政も非常に厳しく、交付税等の増額は期待できそうもない。これまでもコスト削減には取り組まれているが、まだまだ県庁全体にコスト削減の意識が浸透していないようでもある。

具体例を挙げると、ペーパーレスの取り組みは全く行われておらず、議員の理解を得ることが厳しいことが大きな原因であると言われている。議会がコスト削減のブレーキだと言われていることで、財政状況に議会は全く理解していないと言われているようでもある。

ペーパーレスと言っても私の計算で年間1億円前後のコスト削減になるのですから、行政の内部における詳細な計算だともっと削減額は大きくなるのではと思う。まだまだコスト削減すべきところは多く、議会の取り組みが、行政のコスト削減の意識を変えていくことになるのである。

そのためにも、今回の委員会において、予備日を財政問題について協議するように伝えている。県議会総務委員会において財政問題について、どのような取り組みが行われるのか、委員長の判断が注目される。昨日の指摘では、財政当局と協議して判断すると言われていた。

行政の都合で委員会を行われたら、県議会は何のためにあるのかといったことになる。全ての予算や財源について県議会はどのように取り組むべきなのか、それぞれの議員が真剣に考えているはずである。全国の中でも高齢化は最も高く、財政問題に無関心であっていいはずはない。

参考資料
県が中期財政見通しを発表
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by magome2007 | 2014-09-11 07:00

定例会の初日です   

長崎県議会の9月定例会の初日を今日迎え、国体やおくんちなど超多忙な日程の中、県議会はどのような取り組みをされるのか気になるところである。全国的に通年議会が取り組まれていく中で、通年議会を廃止した県議会の活動が気になるのである。

議会活動が自由にできないといったことで廃止に至ったのであり、9月定例会において後援会活動や地域を回ることの効果がどのように出てくるのか楽しみである。通年議会において議論すべき多くの問題や課題について、諦めざるえなかったことは残念である。

しかし、自民会派や公明会派の皆さんが主張された地域回りの効果が試されるのであるが、これまでと違った発言や企画立案の提言を期待したいところでもある。創生事業が長崎県政浮揚に大きく貢献するためには、国の下請け機関であってはならない。

このことは、行政も議会も言えることであり、議員の皆さんの取り組みが試されるところでもある。これまで行ってきた国の事業は、人口流出を初め限界集落を毎年拡大している長崎県の問題を、どのように解決されてきたのかについてもまとめが必要である。

地域回りをするために通年議会廃止に賛成された議員の皆さんの活動は、非常に厳しい天候の中で活動されてきたものと思う。まさか以前のぬるま湯に戻って、職員に原稿作成を依頼し一般質問をすることはないだろうと思っている。

日本の縮図である高齢化の島の実態から思うことは、県内各地においても同じような現象が見られるはずであり、国の政策にどのように反映させるのか長崎県議会としての対応が試されるのである。窮屈な日程の中でどうしようと考えているのか、一般質問の内容も楽しみである。

参考資料

通年議会廃止報道
福島市議会通年制に
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by magome2007 | 2014-09-10 06:33

個性派の皆さん   

島の中を一軒一軒訪ね歩いたことは今回が初めてでなく、もう何回も繰り返してきている。その中で、今回ほど余裕もってそれぞれの地区の特徴や、地区の人々の醸し出す様々な雰囲気を感じることはなかった。これまで見落としてきていたことも、今回初めて気づくことも多かった。

同じ限界集落でも、それぞれの地区の姿は一様ではなく、花畑の違う花を見るような感じでもあった。花を育てていくために必要な水や養分をどのように施していくのか、技術や取り組む意欲が問われてくるのであり、それぞれの地区の姿に高い関心を寄せられてもいいのではないのかと思う。

島内には青方、浦桑、有川といった代表的な地区の表情は個性的で、よくよく眺めてみると大都市の様子を重ねているようでもある。東京だと新宿や渋谷、池袋といった違いなのかとも思う。小さな地区も同じように個性的で、島の姿を一面的に表現するには無理があると思う。

このような島の姿を個性的に育てていくには、これまでのような政策に閉じ込めてしまうような取り組みでは、せっかく築いてきた島の貴重な宝を錆びつかせてしまうのではと思う。島の魅力は数多く、島外から来られた人達が島の良さをお土産にされているようでもある。

今、全国の島の中で注目されている海士町は、島の中の魅力を島外から来られた人達によって情報発信がなされ、島の魅力が島で生活されている多くの島民の皆さんに理解され、島に残されていた素材の魅力に気づかされたのではないのかと思う。

海士町のトップリーダーも島にあるもので勝負することで、ないものを無理に作り出すこともなく、島の姿そのものを海士町の宝として、全国の皆さんに届けられたことが新鮮な魅力となって、全国一の海士町に育てられたのではないのかと思う。

新上五島町も同じような魅力的な素材に恵まれており、光り輝くように素材を磨くことは島民の責任であり、それぞれの地区の皆さんによって取り組まれることで、島の魅力は島根県の海士町を追い越せることは間違いないと思っている。

参考資料
島根県海士町
地域資源を活用したまちづくり
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by magome2007 | 2014-09-09 06:57

統計によるデスクワークでいいのか   

島で生活されている若い世代の皆さんは、共働きしながら本当に頑張っている。公営住宅において若い世代の皆さんが入居されているところもあり、そのような世代の皆さんの子育ての姿を眺めるだけでも、島の将来が明るくなっていくのではと期待できるのである。

限界集落から子育て世代のいる地区まで、島の中を一軒一軒ベル押しながら歩くことで、島の中の現状を詳細に見ることができるのである。統計だとそれぞれの地区の表情まで見ることができず、統計による政策のミスマッチが長く続く原因でもある。

このようなミスマッチを修正するために、県や市町村の意見を聞くようなことが多くなされてきている。しかし、離島や山間僻地の抱える問題や課題が解決されたことはなく、地方都市まで多くの問題や課題を抱え込んでしまっている。

人口減少は最近始まったわけでもなく、少子化や高齢化の問題は数十年前から指摘され、全国の自治体が取り組まれてきていた最重要政策でもあった。その効果が見れるようなところは全国でも数か所程度で、全国的には政策実行未達成の自治体ばかりである。

今回の内閣改造で地方創生大臣のポストが新設され、人口減少で地方の衰退が加速している現状を変えることができるのか、我が国の将来が左右される大臣ポストである。どのような政策が並べられるのか、地方はどのように反応されていくのか、国も地方も覚悟を要求されている。

離島においては、国境離島新法への期待が大きいのだが、島のインフラの活用や保全などでは、これまでの離島振興法の焼き直しでしかないのではなかろうかと思う。もっと現場を歩くことが、地方の行政に求められている最も重要な課題ではないのかと思う。

参考資料
「地方創生」の背景と論点
国境離島政策会議
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by magome2007 | 2014-09-08 06:44

老後が安心できる地域社会   

生まれてきたことで規則的に全ての人が歳を重ねていくことは当たり前のことなのに、若いときには70歳や80歳になった時の生活について考える人は少ないのではと思う。老後は特別なことではなく、ごく平凡な人生の姿であり自分自身の姿でもある。

少ない年金を取り崩しながら質素な暮らしを続けている人が多いのではなかろうかと思う。このような生活をされている多くの老人の皆さんに、もっともっと地域社会の活動に参加していただけるような環境を、多くの地区に誕生させるべきではないだろうかと考えている。

現役を離れ老後の心配を始める人もいることは当然なのでしょうが、もっともっと現役の時に活躍された多くの人の知恵を、社会還元していただけるような地域社会の取り組みを真剣に考えるべきではないのかと思っている。老人の多い地区ほど多くの知恵が眠っているのである。

このような素晴らしい宝が耕作放棄地のような取り扱いをされているのであり、田や畑から多くの作物を生産されてきたように、多くの老人を抱えている地区ほど新しい地域社会の取り組みができるのではないのかと思う。高齢者住宅や介護施設、在宅介護などの心配をする前に新しい地域社会を誕生させるべきである。

現在取り組まれている地区においても、老人の皆さんの参加が思うように進まないといった悩みを聞くこともある。老人の皆さんが地区の人達や若い皆さんに迷惑かけたくないといったことで、閉じこもられている人も多いと聞いている。

このような社会になっていったのは、介護保険制度が本格的に動き出したころから、現役世代と退職世代の間に線引きがされていったのではないのかと思う。そのような目に見えない分断するような線を取り除き、全ての人が仲良く生活できる地域社会の設計に取り掛かるべきである。

参考資料
元気な高齢者の多様な社会参加
個性ある地域づくり
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by magome2007 | 2014-09-07 07:30

統計じゃなくて現場を歩く   

高齢化率の統計だと長崎県は27%近くで17番目になっているが、1パーセントの中に10県近くが競いあっているような現状である。このような統計では県内の各地区の現状を読み取ることは非常に困難ではないのかと思っている。

どこの市や町でも高齢化率の格差は大きく、市内や町内において50㌫以上の格差が生じている地区を抱えているところは多いと思う。このような現状を確実に把握され、福祉政策をどう展開すべきなのか、それぞれの自治体による違いが見えなければならない。

しかし、厚労省の示す政策を基本として、県も市や町も似たような内容のものになってしまっている。これでは農業や漁業と同じように、衰退していく地区や、耕作放棄地に見られるような農業放棄に重なるようなことにはならないのかと不安になってしまう。

人口流出や少子化の影響で高齢者だけの地区は毎年全国で増加しており、特に離島や山間僻地においては増加の比率が非常に高くなっている。このような現状をどのようにして国や自治体の政策に反映されるのか、職員の現場把握が試されることになるのである。

統計上で見えない現場の状況を、どのようにして予算に反映していくのか、どのような事業予算も計上するだけでは効果が出てこないことは、これまでの取り組みの中で十分理解されているのである。最小の予算で最大効果を求めるのであれば、現場をつぶさに見て回ることを真剣に考えるべきである。

参考資料
地域別にみた高齢化
65歳以上の人口ランキング
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by magome2007 | 2014-09-06 06:22

高齢社会と向き合う   

離島山間僻地の高齢化率は全国トップを走り続けている。県内の離島は競うように若者が島外へ出ていくだけでなく、亡くなっていく人も多く人口減少がいまだに止まることがない。地区によっては高齢化率が50パーセントを超えるところもあり、統計の世界では見えないところでもある。

高齢者の増加に国は年金を下げ、医療費は高くし、介護は施設不足で自宅介護を叫び始めている。新しい第2次安倍内閣において、どのような政策が出てくるのか予算との調整で、これまでより厳しい制度設計が行われるのではと思われる。

現役世代と退職世代の目に見えない境界を引くことが、福祉の新しい世界を創造していくような夢を我々に与えていたのではなかったのかと思う。初めて特別養護老人ホームが全国各地に建設された時には、素晴らしい施設を多くの人が視察されていたのである。

しかし、当時は30年後や40年後の高齢社会の姿を語る人も少なく、新しい福祉のレールが延長されていくことに異論を唱える人は少なかった。人口問題を指摘していた堺屋太一に対し、賛同する人は少なく、団塊の世代が来る返されることを信じて疑わなかった。

ところが団塊の世代は二度繰り返されと後は、少子化社会が定着し人口構成のバランスが崩れてしまっている。戦後の団塊世代は二世代、三世代の生活を知っていたのに、次の団塊世代はおじいちゃんおばあちゃんと生活してことのない世代でもある。

高齢社会の制度設計は、このような人口構成の中で構築されてきているのであり、境界線の在り方が問われなければならないのではと思う。現役世代も退職世代も全ての人が通る世界でもある。地域社会の在り様を考え直す重要な時期を迎えているのではなかろうかと思っている。
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by magome2007 | 2014-09-05 08:28

地方議会の責任   

昨日、第2次安倍内閣が発足し、来年度における予算編成の本格的な取り組みもスタートされるのである。これまでと同じような焼き直しの政策では、全国の自治体が抱えている少子化や高齢化の問題解決は、非常に厳しくなっていくことが考えられるのである。

これほどの難題を抱えている地方行政の現状を考えたとき、中央集権的な発想では問題解決にはならないのではないか、むしろ地方に少子高齢社会の問題解決のための、企画立案をさせ予算要求をさせるべきではないのかと思う。

数十年前から叫ばれている地方分権や地方の時代に取り組んでこなかったことが、このような深刻な問題を国中にまき散らしてきたのではないのかと思う。空家問題から耕作放棄地や、多くの産業の後継者不足など、地方行政が取り組むべき問題や課題を中央省庁が解決できるのかと思う。

地方の抱える問題や課題について、これまで取り組まれてきた制度では解決することなく問題をより深刻なものにしてしまっている。本来、地方議会がこのような問題課題について真剣な協議をえて、国に改革改善を要求すべきであったはずである。

ところが全国の地方議会は眠ったままで、行政の下請けを決め込んでいるような現状である。議会に求められている有権者の要求は、難問の解決を議会に期待しているのである。そのために4年に一度の選挙を通して議員の入れ替えが行われているのである。

議会としてどのような方法で抱えている問題解決を図れるのか、それぞれの議会において試行錯誤しながら取り組まれている。長崎県議会においては、通年議会によって難問解決にあたるような取り組みを行ってきたのに、ぬるま湯につかっている議員によって有権者の期待を裏切ってしまった。
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by magome2007 | 2014-09-04 06:48

2日遅れての再開をお詫びいたします。   

7月の末から県議会活動報告を選挙区内の全てのご家庭に配っており、予定では先月末に8割の地域を終える予定になっていたのに、遅れてしまって予定通りに再開できなかったことお詫び申し上げます。一軒一軒玄関のベル鳴らしながら、いつものパターンでの戸別訪問は学ばされることが多く、今回は、これまで以上に学ぶべきことが多くありました。

島の人口流出の現実や、高齢者の皆さんの現実の姿には、統計上の数字では読むことのできない姿があります。空家については全国的に取り組まれており、報道においても連日空家問題は取り扱われており、多くの国民の皆さんが関心持っている問題でもあります。

特に地理的条件に恵まれていないところについては、生活の実態がどのようになっているのか、議員は当然だとしても行政にかかわる皆さんにも知っていただきたいところであります。少子高齢社会の現場における、政策はしっかりコミットされているのか、その検証はデスクの上だけでなく現場においても行われるべきではなかろうかと思います。

離島や山間僻地の抱える少子高齢社会の問題や課題は、大都市も同じように抱えることであり、課題先進地としての取り組みが注目されるところであります。離島山間僻地における政策等は、国や県の下請けではなく、それぞれの地域にあった取り組みを情報発信すべきであります。そのためには議会が先頭集団として政策提言を行うべきであります。

高齢者を福祉の分野に閉じ込めるのではなく、高齢者の皆さんの持っている多くの知恵を、地域社会のために提供していただけるような環境整備を図るべきであります。地域社会を生き生きさせるには、全ての皆さんが知恵と力を合わせることで取り組めるはずだと考えています。

高齢者ほど多くの知恵を持っており、このことは五島の島に限らず、全国の過疎にあえいでいる地域に共通することでもあります。人口流出の流れをどうやって緩やかにできるのか、住みやすい地域社会を作るためにも、もっともっと島の高齢者の皆さんの知恵を提供していただくことによって、明るい地域社会の建設を引き寄せることができるものと考えています。
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by magome2007 | 2014-09-03 07:04